影響を受けた本①人生の勝算/前田裕二さん

こんばんは。あるぱかです。

備忘含め、読んだ本(うろ覚え含む)について

書いていってみようかなと思います📚

 

記念すべき第一冊目は「人生の勝算/前田裕二さん」

「憧れて入った会社で、やりたくない仕事で、結果を出さないといけない」

いろいろと葛藤を抱えているときに背中を押された本でした。

読んだのが3年前くらいなのと、その時に自分が受け取りたいメッセージを受け取っているだけなので、一部著者の意図しないところがあるかもだけど、悪しからず。

 

 

 ■前田裕二さんって?

前田裕二さんはSHOWROOMの代表で、最近スマホ用の動画アプリ「smash.」をリリース(たしか成長度すごいってニュースになってたような)などなど、今やメディアに引っ張りだこ。知らない人いないんじゃないかな。もの腰柔らかいのに、誰よりも努力していて、ロジカルに考え抜かれてるのに優しさがにじみ出ているような、素敵な人だなって印象。

 

■本の内容

内容を簡単に書いてみると、(読んでほしいからめちゃ省きます)

 

①路上ライブでお金を稼ぐ経験からの学びについて

→人との繋がりにお金を払う

② ①の経験から発想された「SHOWROOM」(仮想ライブ空間って呼ばれてた)のコンセプトについて

→環境のディスアドバンテージにとらわれず演者との繋がりを作れるプラットフォーム

③前田さんのルーツになる外資投資銀行での話

SHOWROOMのこれから

 

みたいな感じ。

 

■当時の私の状況

第一希望の大手通信会社に入れて、入社一年目で「やりたいことができる!」と息巻いていました。当時は、「自治体への教育ICT営業」に興味がありました。

 

元々教育に興味があったのに加え、「案件によっては10億規模のお金が動く」

とか言われたらわくわくしちゃいますよね。

就活の最終面接でも、ニコニコしながら「君にぴったりだ」みたいなことを言われ。

入社後の配属面談でも、やりたいことは熱意をもって伝えた結果が。

 

「君はコールセンタ配属ね」

 

・・・

 

内容はというと、総合窓口。まずは現場で学んできなさいと。

ユーザ層は個人と法人(SOHO/SMB層)が半々。

思ってたのとちがううううううう

 

■何が嫌だったか

何が一番辛かったかというと、コールセンタで販売を求められるんです。

まぁ、企業からすれば貴重な顧客接点なので当然ですよね。

 

ですが、自分が思い描いていたのは、深く考え抜いた提案ができる大規模な自治体。

実際は、10~30分程度の会話で、「何が売れるかな」と考えるような、今主流?のコンサルティング型営業とも呼べない販売活動。

 

販売チャンスは販売上位層に集まる仕組みになっていたため、下位から這い上がるのは難しい。つまり下位の人たちは誰でもできる「解約」「問い合わせ」等の販売にもならないものを淡々と受け続ける必要がありました。

販売チャンスを求めるには上位に行かなきゃで、上位に行くには解約とかを毎日ひたすらスムーズにさばく必要があって。

私って、「目指す先」になっている販売上位者になりたいんだっけ?

 

■本からの学び

話が長くなっちゃいましたが、こんな状況で心に響いたのが、2つのキーワード。

1つ目が、

人生のコンパスを持つ

というもの。モチベーション設計をしていないと続かないし、いざ「頑張ろう」と動き始めても、自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。コンパスと原動力があれば、道に迷ってもいずれ目的地にたどり着けると。

 

当時、「どうすれば売れるか」「上位へいけるか」は頭で理解しつつも、

もやもやしてやりきれない状況でした。言葉を借りれば、コンパスがない状態だったんだと思います。上司も、「PDCAを回せ」みたいな当たり前のことをいってくるだけ。

でも、必要なのは「コンパスありきのPDCA」だったと気づきました。

PDCAを回すときって、大体自分ができる上限をイメージするけど、そのパフォーマンスを維持しきれるかは最初にコンパスを持てているかがカギになっていて。

 

やりたくないことだし、できても仕方ないと逃げていた当時。

言い訳ばかりの評論家にはなりたくないというのが、大まかなコンパス。

そこを、「やりたくなかったことだからできなかったと言い訳する自分になりたくないよね」と自分なりに動機付けできました。

 

また、自分が上司になったときには、最初の「動機付け」にしっかり時間を使ってあげたいなって思うようになりました。

 

当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける

前田さんが投資銀行勤務の時、4時半に会社について新聞の読み込み等を毎日していたとのエピソード。

 

当たり前のことをやるとよく聞くけど、「継続力」みたいなところにフォーカスされていることが多い。でも、前田さんはそれを「圧倒的な熱量で」続けている。

 

これだけ優秀な人でも泥臭くやってるんだ。。。と、これもまた自分の原動力になりました。

「誰にでもできることを、誰にもできないくらいに」は今でも心に留めていることです

(ちなみに2つの学びをもとに、目標としていた販売上位に入ることができました)

 

■最後に

前田さんの著書だとメモの魔力が大人気だけど、「普段はあんまり本読まないな」「ビジネス書ってお堅いイメージあるけど、仕事頑張りたいな」みたいな人にはまず人生の勝算をオススメしたい!

読んでくださった方、ありがとうございました!

また近いうちにあげます~